プロ写真家への道 -3つのコース-
これまでプロカメラマンの方に話を聞きながら、プロとアマチュアの違いや写真の専門学校に通う必要はあるのか、レンズや三脚などはどのようなものを使っているのかについて話を聞いてきました。
今回は、プロカメラマンの方との話の中から、素人がどのようにしたらプロのカメラマンになれるのかについて聞いた話をまとめていきたいと思います。
最初に断っておきますが、これしか道がないわけでもないし、このコース歩けば確実にプロ写真家になれると保証するものでもないです。
私が知り合いのプロ写真家と話した、ものすごく偏った情報を基に述べていることは予めご了承下さい。
- 1.ブライダル関連のカメラマン⇒プロカメラマン
- 2.ファッション系のスタジオカメラマン→プロカメラマン
- 3.アマチュアカメラマンとしてコンテストに応募し入選し続けて、名前を売る⇒プロカメラマン(写真家)
- まとめ
1.ブライダル関連のカメラマン⇒プロカメラマン
これはイチバンありがちなコースだと思う。
結婚式場は全国各地にあるし、東京に出てくる必要もない。
どこかのブライダル会場の専属のカメラマンとして、技術磨いて、仕事の流れ覚えて、コネクション作って、、、
たぶん、10年もやれば独立できるようになるんじゃないかな。とのプロの意見だった。
私はブライダル関係は全くやったことないけど、結婚式の時に写真撮らないっていう人はあまりいないと思うし、需要はあり続ける分野ではないかと思う。
晩婚化とかそもそも結婚する人が減ってるから、業界的に厳しいじゃん?という意見ももちろんあると思います。
でも、そんなこと言ったら、日本のたいていの業界は少子高齢化とデフレの影響で、厳しい状況で勝負してるからね。
話が横道にそれたので、元に戻すと、、
1:家の近くの10年くらいは潰れなさそうな結婚式場かホテルの専属カメラマンに応募し、採用されること。
2:そこから実務と技術をマスターし、仕事もらえるコネクション作って独立。
これが1つ目のコース。
2.ファッション系のスタジオカメラマン→プロカメラマン
地方の若い人たちがイメージしそうなパターンだよね。
東京出てきて、CMとかファッション雑誌とかのカメラマンになって、モデルと付き合う的な。。
実際このパターンでフリーランスカメラマンになってる人と話したことあるから、たぶん食っていけるんでしょうね。
この世界の場合は、誰か有名な人の弟子になるとか、そういう動きになるのかね?
いまさら、徒弟制度やるのはキツいよね、、
ま、20代前半くらいならいいかもね。。
私も大学出たばっかりの頃なら、このコース歩んでたかも、、
元々、体育会系だし、、そういうのあまり苦にならないタイプなので、、
あ、また横道にそれてしまった。。
モデルと付き合いたいという下心は、ま、スタジオ付きのカメラマンでもフツーに付き合ってる人もいるからいけるんじゃないかな。
保証はできないけど、、
スタジオって東京に多いのかな?
てことは、地方の人は東京に出てこないといけないんだよね。
1:地方在住の人は東京に出てきて、スタジオ付きのカメラマンとなる。
もしくは有名カメラマンの弟子になる。
2:そこから実務と技術をマスターし、仕事もらえるコネクション作って独立。
これが2つ目。
3.アマチュアカメラマンとしてコンテストに応募し入選し続けて、名前を売る⇒プロカメラマン(写真家)
これは結構堅いコースだよね。
本業は別に持っていて、自分の好きな風景とか動物とかそういったものを追求していって、コンテストに応募して名前を売っていく作戦。
万一名前が売れなくても、写真に対して興味がなくなっても、本業があるからすぐ撤退できる。
リスクヘッジをしっかりかけたコースで、日本のアマチュア写真家の上位層はここの候補になるんじゃないかな。
このコースは自分の撮りたいものをお金も時間も潤沢にかけて撮れるし、ある意味でイチバン幸せなんじゃないかなと思う。
若い人達にとっては夢はないかもしれないけど、ある程度の年齢の人にとっては現実的な選択になると思う。
住まいも仕事も移さなくていいしね。
このコースで有名な写真家になった方もたくさんいらっしゃる。
1:仕事はそのままで自分の撮りたいものを撮っていき、コンテストに応募、入選を繰り返し有名になる。
2:本業との兼ね合いで、定年過ぎには写真の方に軸足を移していき、プロ写真家へ。
これが3つ目。
まとめ
以上の3つをざっくりまとめてみると、、
今の立ち位置をほとんど変えずにできる順番として、コンテスト>ブライダル>スタジオとなる。
リスク高い順に並べて、コースをスタートする適正時期を見てみると、、
スタジオ(20代まで)>ブライダル(30代まで)>コンテスト(40代以上)
この意味は、20代ならスタジオもブライダルもコンテストも選べる。
30代はブライダルかコンテストにしておけ。
40代以上はコンテストだけにしておけ、と言う意味。
ものすごく独断と偏見で決めたけど、あながち外してないと思う。
日本の社会の一般常識とか世間体とかからすると、、。
でも、、そんなん他人が勝手に決めたことだから、やりたければやった方がいいと思う。
Never too late!!
人がどう思うとか、関係ないよ。
やりたいことやったらいいじゃん。
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